革命機ヴァルブレイブ ヴァルブレイブⅠ 火人


 
革命機ヴァルブレイブよりヴァルブレイブⅠ 火人<ヒト>です。
放映中の機体をすぐ手に入れることができるのはかなり嬉しいですね。

 
カメラアイはライン状のもので鋭くてカッコいい。ちゃんとクリアパーツなのが嬉しいですね。
目の間の黒のパーツはちゃんと別パーツで抜かれてます。

 
意外とシンプルな胴体。
各部に貼るパーソナルマークのシールもありますが、余白部分とかが普通に色つきのものでちょっと残念な見た目。
余白がクリアー、もしくはマーク部分のみのデカールがほしいところ。

 
各部に走る白いラインはさすがに色分けされておらず、シールでの補いになります。
中々の量ですが段差なんかはしっかりしてるので貼りやすかったです。
ただ窪みに貼ったりするのは少ないので変に触ったりパーツを干渉させると即剥がれやズレるので取り扱いには注意が必要です。

 
左脚の赤ラインもしっかり別パーツなのに少し感動。

このキットのプラ素材はなんか微妙に粘り気のあるもので、切断時にちょっとした割れでゲート跡がえぐれたりし難いものになってます。
ヤスリがけとかの工作は大変そうですが切ったりするだけならゲート跡が殆ど目立たないので素ぐみにはかなりいいですねこれ。

 

 
アニメ見てる時は全然気が付かなかったんですが、手足に何もないスペースが有るんですね。

 
首は胴側でボールジョイント接続、頭側で軸による上下可動です。
軸の上下がかなり動いてすごいです。ボールジョイントは多少引き出しも出来て動きは十分。

顎横のパーツが結構伸びてるので干渉がひどそうですが、襟元にしっかりスペースがあるのでそれほど気にはなりません。
ただ横向かせるときなんかは気をつけないと負荷がかかって曲がってしまうので注意です。

動き的に不満はなかったんですが正面から見た時にどうも首が埋まって見えるため、
ボールジョイントの軸をランナーに変えて軸を引き出し可能にしてます。

 
肩装甲は根本と先の二箇所で開き、腕は水平より少し上まで開けます。
腕と胴は軸接続で上腕ロールあり、肘は二重関節で100度程度、手首はボールジョイント接続です。

腕の接続パーツは多少引き出せるようになってます。

 
腰はプラの受けにPC-2のボールジョイントによる接続。
上に書いたプラ素材のおかげどうかはわかりませんが適度な保持力で引き出しての動きがいい感じです。
ガンプラのHGのよりはるかに動かしやすいです。


傾きも中々。


脚は接続部の上面が塞がれてますが軸を少し引き出してやればこの程度までは開脚が可能。
足首は単一のボールジョイント接続で接地性はそれほど良くないのでこの時点で少し接地できてません。

脚は軸接続で腿のロールもありますが接続部が装甲内に閉じ込められてるのでそれほど動きは良くないです。

 
膝は二重関節でこちらは180度ほどまで動きます。
スカート類はないので脚が上げやすく、立ち膝も余裕です。


足首の上下の可動は下方向のほうがよく動きます。


スタンドが付属。HGUCなんかで付属してるやつですかね?
ねじ類が付属しておらず、差し替えで位置調整する別パーツが付属してます。
差し替えはやめて欲しかったですねー。。。なので今回は別のスタンドを使ってます。

股下にスタンド接続用の穴があり、ポリ内蔵で摩耗の心配なし。

 
腰から伸びてる翼状のパーツは実はセンサーの類だそうです。クリアパーツが綺麗ですねー。
ただこの部分のシールの面積が他より広くうまく貼りにくいというかこれは貼れないでしょう・・・。

 
左手のみ平手が付属。欲を言えば両手分欲しかったですね。
親指以外の4指が1パーツにまとまっていて上下に可動。

 
頭がかなり上に向けるので突撃系のポーズが凄くキマリます。これはかっこいい。

 


踵に取り付ける硬質残光のエフェクトパーツが付属。
無色透明のクリアパーツだったので塗りました。・・・濃すぎたかな?
と言うかクリアピンクのランナーあるのでちゃんとそっちに配置して欲しかったです・・・。

 
踵から真っ直ぐ下に伸びることになるので爪先が伸ばせられずなんか微妙。

 

 
腕に取り付けるタイプも付属。こっちも塗ってます。明らかに濃い。


こっちは良い感じですが意外と干渉しやすくてポーズは制限されます。

 
足の方もそうですが左右どちらでも装着は可能です。
これはこれでありかも。

 


腋に装備されてるフォルド・シックル。両手分付属。

刀剣類はクリア・フォッシルという素材の再現のため透明なようです。

 
あまり正義の味方って感じの武器ではないですよね。
でも最近結構このタイプの見かける気もするので意外とそうでもない?

 



 

 
刀タイプのジー・エッジは長いものと短いものがそれぞれ一本ずつ付属。
鞘から抜刀可能です。

 

 
装甲の形状とか付き方とか色とか刀とか意外と和風ですよね。

 
動くことは動くんですが股関節周りは干渉多めで結構動かし難いです。
特に鞘と翼辺りがひどく、シールの剥がれも気にしないといけないので辛い。

翼の動く範囲、撮るの忘れてましたが、すべて軸による可動で根本で上下と左右への動き、各翼の根本で横方向への回転が可能です。

あと鞘はボールジョイント接続で根本で軸による回転が可能。
このボールジョイントがまた取れやすい。。。
鞘の装着は左右どちらでも可能。本編では気がつけばどちらにも装備してますね。
ただ右側に装備すると肉抜き穴が上に来るので見た目が少し悪くなります。

 

 

 
爪がついた盾、ストライク・ブレイスが左腕に装備可能。
装着方法は腕に輪っかを通すタイプです。シールの剥がれが怖いかも。
ちょっとハマリづらいですがちゃんとはめれば結構しっかりします。

 

 

 
武器をすべて装着した特能装備、ヴルトガが付属。
高出力のレーザーが撃てるとかいう合体武器ではなく、単体でいろいろな攻撃をこなせる複合武器的なタイプだそうです。

 
プラモでは再現されてませんが、中央のモジュールもホントは3つの武器がくっついてるものらしいです。
ホームページにボルク・アームというハンドガンの紹介はありますが他のは本編含めて未登場で謎ですね。

 
大型でかなりかっこいいのですが後部にもかなり付き出してるため非常に取り回しづらいです。
というか体の前で横に構えるのが限界かも。これでほんとに色々戦闘できるのかな。。。

 



 



 


以上です。

バンダイのガンプラ以外のこの手の商品は当たり外れが多いと思うんですが、今回は大当たりですね。
シール有りだけど十分な色分けに豊富なクリアパーツ、ちょっと干渉辛いけどよく動く可動、豊富な付属武器と各面しっかりしてます。
上に書いたプラ素材のお陰でゲート跡をほぼ気にせず組めるし色々と組んで楽しいキットなので非常にオススメです。
他の機体もキット化されるみたいなので是非このクオリティで最後まで出し切って欲しいです。