MB フリーダムガンダム


 
METAL BUILD第二弾はSEEDよりフリーダムガンダム。
一弾のセブンソードとオーライザーが素晴らしかったので期待してましたが・・・。

 
かなり悪な顔つき。
同じ1/100であるMGでは顔が残念だったのでこの面構えが嬉しい。
でも取説の覚え書きの顔を見るとまだ目付きが緩め?

 
サンプル写真をろくに見てなかったので知りませんでしたが
意外とアレンジはキツ目。これは好みが分かれそうです。
劇中のようなスタイルのアレンジだけと思ってたのもあって自分はこのアレンジは好きじゃありません。

ポーズをつければ気になりませんが素立ち時のスタイリングがなんかイマイチな気がします。
頭大きくて肩が小さくて胸部も左右へ少し小さい。

 
各部には薄く控えめに機体名などのマーキングがあります。
セブンソードはデザイナーズマーキングがたっぷりだったのでこの違いが面白いですね。

 

 
特徴的な翼はさすがのボリューム。脚は少し後ろに引かないとコケます。
梱包上、翼含めたバックパックは本体とは別パーツで取り外しが可能なんですが
これが意外に取れやすくて危険。
何回か軽く触って落とした影響か、軽い振動でも落ちるようになったので瞬着で付けました。
特にスタンドとの接続をバーニア部分で行ってると起こりやすいかつ危険ですのでご注意を。

 




付属品。
武器が沢山だったセブンソードと比べるとかなり控えめ。
まぁその分羽がすごかったりするわけですが。

 
首は胴側と頭側のダブルボールジョイント。でもあまり自由度は高く無いです。
引き出してもっと顎が引ければ。。。

肘は二重で上腕部でロールがありますがとにかく固く動かしづらいです。
少し珍しいのが手首の可動で、拳を付けるジョイント少し手前の位置で左右へ振れます。
拳は軸接続で上下に可動。

 
肩の根本はSEEDおなじみの跳ね上げ式。
前方への引き出しも可能。

肩装甲が少し変わっていて、前面の装甲が上に跳ね上がるようになってて
腕を前に上げた時に天面の装甲が後ろに向かないようになってます。

個人的にこの天面装甲の裏向きは変だと思えないので特にいるギミックでもないかなというところ。
というかこのギミックと関節の硬さが合わさってかなり肩が動かしにくいんです。

 
腰の可動。屈伸が弱いです。ここももっと頑張って欲しかったところ。
青パーツと白パーツを少し違う角度で組み合わせてるのは面白いかも。

 
フロントスカートは根本のボールジョイントでの動きと横方向への開きがあります。
サイドスカートは軸接続ですが腰側根本での上下可動、スカート側での左右可動があります。
密着してるうえ、引き出す関節もないのでここはやはり動きがいまいちです。

リアスカートは軸接続で大きくスイングします。それこそ背中につくまで動きます。

 
開脚限度はこの程度。ここもまた関節硬過ぎで動かすのが辛いです。
なお全く接地できてません。詳しくは後述。

膝の可動は見事です。
脛裏のスラスターも連動で軽く下に動きます。

 
スラスターカバーとバーニアノズルも可動。

 
足首の横への可動はこれが限度。
スタイル重視でもあるためか、足首のボールジョイントの付け位置やアンクルガードの位置が
とにかく動くのを許しません。

フリーダムといえば翔んでるイメージなのでまぁ問題無いといえばないですが残念なとこではあります。

 
アンクルガードのジョイント含め、足首のジョイントは一緒に前後に可動します。
立たせる時は結構この部分を前に動かしとかないと立てません。

 
スタンドはセブンソードのものと同仕様、のはず。
ベース部分はカタパルトデッキ風になってます。

 
取り付けはリアスカートかメインブースターのバーニアノズル部分を引き出してずらした部分につけます。
このブースターの展開には驚きました。


地上ではいまいちすぎるのでここからは浮きでいきます。

 
レプスビームライフル
専用の持ち手が付属しますが結構緩いので通常の持ち手を使用してます。
セブンソードと違って致命的に持てないといったものはありませんが、
このシリーズ手首の仕様は見なおしてほしいものです。


フォアグリップがやたら動きます。

 
リアスカートにマウント可能。
取り付け部分がそのままなのが気になるといえば気になる。

 
ラミネートアンチビームシールド
これまたアレンジが凄いことに・・・。

MGであった覗き穴(?)部分の左右での付け替えはできません。

 
肘との接続ジョイントを付け替えることで取り付け位置を変更できます。
大きいサイズだし可動式でも良かったのでは?
グリップはスライド部分も動きます。

 

 
顎の引きがイマイチなので睨みをきかせるのが中々に難しいです。
肩装甲の動く部分であえて隠し気味にするとそれっぽいかな?

 

 

 

 
ラケルタビームサーベル
腰から取り外し可能。

 



 

 

 
サーベル刃はもちろん二本付属。

 



 



 
ハイマットモード
さすがの迫力です。

 
展開方法はMGとほぼ同じですが追加されたジョイントなんかがあります。
前面に位置する羽のジョイント部分が少し引き出すとボールジョイントになっていて
後ろの羽と少し違う角度を付けられるようになってたり、
閉じる時、閉じ位置をしっかりするためにバラエーナの側面に平たい軸を刺したりできたりします。

 

 
関節の硬さで動かしにくいのはまぁいいとしても頭と腰の動きがホント残念。

そういえばセブンソードでは逆に一部関節が緩かったですっけ。
なんと両極端な。セブンソードとフリーダムで強弱が逆だったら良かったのですが。。。

 
シールドはジョイントだけでも取り付けておけますが取れやすいです。

 
クスィフィアスレール砲
そのまま展開可能。これもやはりアレンジが。。。

 
折りたたんだ状態からスラっとストレートに伸びてるのが好きなんですよね。

 
グリップを横に出して握ることが可能。

 
実弾兵器ということでフォビドゥンのゲシュマイディッヒ・パンツァーに対して
使用する使い分けが好印象でした。

 
バラエーナプラズマ収束ビーム砲

そのまま展開可能。

 



 
フルバーストモード

ハイマットモードとのシルエットの違いが良いですね。





 
ハイマットフルバースト

バラエーナはMGと同じくただ折るのみです。

 
相変わらずの角との干渉があるので新しいギミックで回避策があればよかったかも。



 

 
アンビデクストラトス・ハルバード
も再現可能。さすがに長い。

 

 

 
でかい羽があるしで取り回しが非常に難しい。。。

 



 




以上です。

立派な完成品ではありますが正直、人を選ぶ商品だと思います。
自分はセブンソードかなり満足したので期待してた分、かなりがっくり来てます。残念。
かっこいいことはいいんですけどねぇ・・・動かした時に出るボロがかなり目につきます。
動かさなくてもアレンジが少々目につきますが。。。どうもこのアレンジは好きになれません。

フリーダムは劇中のスタイリングアレンジのみでがっつり遊べるのがほしいところです。
ROBOT魂で出ることを期待。
一応、メタルビルドも3弾目で持ち直されることを祈ります。