バンダイ Figure-riseLABO ホシノ・フミナ

 
バンダイより発売中のフィギュアライズラボのフミナ先輩です。

どう見てもフィギュアですがそこはやはりバンダイ、
組み立てる必要のある一応プラモデルになります。
フィギュアライズバストシリーズが胸像だったのに対して今回は全身なので
値段はバストが2000円ぐらい、今回は6000円ほどと割と高いです。

 
お顔。バストシリーズはやや顔がこれじゃないのが多かったですがこちらは見事ですね。

 
衣装は劇中でも着てた水着。
水着部分はグロスインジェクションのようなテカテカで
肌はつや消しと質感の違いの表現がされています。

 
プラ整形でこんな筋肉の形状見るとは、、、。

 

 
手の方は撮ってませんが爪の造形もちゃんとされています。

 

 

 
ラボというだけあって実験的な要素を含むシリーズらしく、
今回のフミナ先輩は"肌"とのことです。

なんとプラの"透け"を逆に利用して肌の赤みを再現しているというもの。
いやよく考えつきますねぇ。。。

残念ながらというかもしかしたらあえて？、腕は通常の成形となっているので
腕とその他の肌を見比べると違いがすごいわかります。
写真ではわかりにくいですが腹や脚はすごく、それこそ完成品フィギュアのような
きれいな肌の色合いになっていますが腕はやや黒いくすんだ色合いをしています。

 
動きのあるポージングに造形もしっかりしてるので見応えあります。
しかしこれがプラモなのかぁ・・・。

 

 

 
お腹周りやばい。

 

 

 
後ろから見てもいいですね。
ちなみにフィギュアなので可動部位はないですが、
ポニーテールの根本は一応ボールジョイントになっています。
ただ凹凸によって動かなくはなってます。

 
お尻もヤヴァい。やばくない！？

 

 
台座は水辺をイメージしたもの。
両の足裏で固定されてます。

バストシリーズと同様に顔はレイヤードインジェクションにより色分け。
いやこれもホント何度見てもすごいなぁ。。。
更に今回は上にも書いた透けによりチークの表現もされています。
ただ目元のシャドウが個人的には濃すぎかなぁと思います。

 
少しはプラモらしく分解写真。
ピンで接続してる部分ももちろんあるのですが結構硬かったので
取れやすくしてないなら分解はやめといたほうがいいかも。
ちなみにシールは一切なくすべてパーツで色分けされています。

脚の断面でわかりますがこのように中に違う色のを詰めて
透けで色合いを調整してるんですね。・・・本当に肉が詰まってるようです。

 
流石に断面のところからの充填だけでは無理なようで
ふくらはぎと踵にもゲートがあって切り口が目立ってしまっています。

まぁでもそこはうまいものでパーツを重ねることでほとんど目立たないようにしています。
踵は台座にはめることで見えません。
今後この透け方法が採用されるのかはわかりませんが
このあたりを見るとポーズとかある程度制限されて似たようなポーズのばかりになるのかなと少し不安があります。



以上です。

出来は非常に良いし何かと見どころの多いキットなので
フィギュア買っててプラモも組んでる人は是非。面白いです。
ただ曲面や処理し難いゲートが多いのでデザインナイフ使ってない場合は処理がきついかも。